ビジネスフォンとクラウド/PBXの違いとは
最終更新日：2017年3月9日
今回は、クラウド/PBXについて、ビジネスフォンと比較しながらご説明を行っていきたいと思います。
■ビジネスフォン
一般的な企業の事務所で利用されている電話機。各社員の机の上に設置されている置き型、又は、コードレス型の電話機のこと。
主装置（又は、PBX）と呼ばれる装置に電話回線を何回線も収容し、主装置から事務所内の各電話機を繋ぐことで、外線・内線を共有することができる機器のことを指します。
↓ビジネスフォンについて詳しく知りたい方はこちらをチェック↓
【初心者向け】ビジネスフォンと家庭用電話機の違いとは？導入メリット・デメリットも合わせてご紹介
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名刺などに会社の代表番号を記載しますが、家庭用の電話機を利用している場合、代表番号で電話を掛けていたら、他の人は、代表番号では、電話を掛けたり、受けたりすることができませんが、ビジネスフォンを利用すれば、一人が代表番号で電話を掛けていても、他の社員の方々も代表番号で電話を受けたり、掛けたりすることができます。
・複数の電話番号を１つの主装置でコントロールすることができます。
部署や担当ごとに違う電話番号を取得し、鳴り分けを行うことができます。
デメリット ・高価である
利用者数・収容回線数にもよりますが、ビジネスフォンは、数十万円～数百万円します。
・各社員の机に電話機を設置し、社内回線を引き込む必要がある
主装置から各電話機へ社内回線を引く必要があります。
・レイアウト変更する際には、電話機移設工事・再設定が必要となる。
各電話機に内線番号を割振っているので、レイアウト変更を行う際は、電話機ごと移動が必要となるため、移動の度に社内回線の引き直し工事が必要となります。
■クラウド/PBX
ここ2～3年で登場した新しい形の電話機サービスです。ビジネスフォンと同等の機能をクラウド型で提供するサービスで、ビジネスフォンと比べ安価に、手軽に利用できるサービスです。メリット
・ビジネスフォンと同等の機能を利用できる
・主装置を事務所に設置する必要がない
・スマートフォンを子機として活用する事で電話機器を購入・設置する必要が無い
・クラウド型で提供する為、安価に利用できる
・外出時も、スマートフォンで、内線を受けることができる
・大規模な工事が不要なので、初期工事費やレイアウト変更時の費用を抑えることが可能
・電話番号も今利用している番号をそのまま利用できる
・主装置を事務所に設置する必要がない
・スマートフォンを子機として活用する事で電話機器を購入・設置する必要が無い
・クラウド型で提供する為、安価に利用できる
・外出時も、スマートフォンで、内線を受けることができる
・大規模な工事が不要なので、初期工事費やレイアウト変更時の費用を抑えることが可能
・電話番号も今利用している番号をそのまま利用できる
デメリット
・クラウド型の為、毎月レンタルという形で提供している場合が殆ど。
少人数で利用している場合には、安価に利用できるが、大人数（100名人以上）になると、クラウド型ではなく、オンプレミス型のビジネスフォンやIP/PBXを購入又はリースで、利用したほうがトータル的には安くなる場合も多くなります。
少人数で利用している場合には、安価に利用できるが、大人数（100名人以上）になると、クラウド型ではなく、オンプレミス型のビジネスフォンやIP/PBXを購入又はリースで、利用したほうがトータル的には安くなる場合も多くなります。
【まとめ】
上記では、ビジネスフォンとクラウド/PBXの違いについて説明致しました。では、どのような人たちがクラウド/PBXを使うとメリットとなるのかを説明致します。
１.設立したての企業 設立したての企業では、少しでも初期費用や固定費を安価に抑えたいと思っていると思います。
ビジネスフォンを購入するより、必要な人数分を必要な期間だけレンタルできるクラウド/PBXがを選択肢の一つとして検討すると良いでしょう。
２.少人数で運営している企業 10名以下で運営している企業様では、ビジネスフォンでは、性能を持て余している場合も多く見受けられます。クラウド/PBXへの切り替えや導入を一度検討頂くことで必要経費を大幅に削減できる場合もございます。使っていない機能や不要な機能に多大な費用を掛けていないでしょうか？
1度見直しをご検討されると良いかも知れません。
３.社員の外出が多い企業 クラウド/PBXは、スマートフォンを子機として利用します。なので、外出先でも会社に掛かって来た電話を受けたり、他の社員へ内線で取次いだりすることが可能です。ビジネスフォンを導入するより、電話業務を効率的に運用することができます。
また、スマートフォンから会社の電話番号で電話を掛けることもできるので、どこにいても事務所から電話をかけているように思ってもらうことができます。
４.仮設事務所・短期の利用 ・母屋の立て直しで、仮設事務所で営業をしなければならなくなった。
・建設現場に仮設の事務所を作ることになった
・展示会や催し物で臨時店舗を出店することになった
このような場合に、レンタルで利用できるクラウド/PBXをご利用いただくと、
必要な期間・最低限の機能を安価に利用することができます。
いかがでしょうか？クラウド/PBXのメリットを少しでも覚えて頂けましたでしょうか？
事務所に電話機の導入をご検討の方は、是非ともクラウド/PBXも選択肢の一つとしてご検討頂ければと思います。
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カテゴリ： クラウドPBXについて知る, クラウドPBXの基礎知識
