Q: ホテルの客室電話をスマホに変えるメリット
導入費・工事費・維持費など費用がかかる割に使用頻度が少ない客室電話。スマホと客室電話機能を持つアプリで代用し、コスト削減を図る施設が増加しています。
当記事では、客室電話をスマートフォンに変えるメリット・デメリットを詳しく紹介します。
ホテル・宿泊施設で進む客室電話のスマホ化
技術の発達により、これまで客室に備え付けられた電話機でしか行えなかったフロントへの電話や客室間の通話・外線発信を、タブレットやスマートフォンで行うシステムが活用されるようになりました。
既存の客室電話機に代わってスマホやタブレットを設置することには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ゲスト(宿泊客)のメリット
備え付けの客室電話機と違い持ち運びが可能なため、
館内のどこにいてもフロントへの連絡や施設・レストランへの予約が可能
になります。
フロントからお客様に連絡を取る場合にも、客室に不在で連絡が取れないといったことが少なくなります。
ホテル(スタッフ)のメリット
スタッフが持つスマホを内線化できるため、館内を移動中や外出中でも内線番号だけで通話することができます。
また、外線着信時に電話をつないだまま担当者へ転送する機能(保留転送・パーク保留)が可能になるため、折り返しの連絡をする必要がなくなります。
提供タイプ別メリット、デメリット
ゲスト向けアメニティとしてスマホを内線化した場合、提供方法として次の2つがあります。
① 端末自体を客室内に設置
③ 端末はお客様自身のもので、アプリとして提供
① 端末自体を客室内に設置
端末を持っていないお客様でもご利用いただくことが可能です。しかし、盗難や故障による買い替え、修理の負担がホテル側にかかります。また、導入時の購入費用が投資コストとしてプラスされるといったデメリットがあります。
③ 端末はお客様自身のもので、アプリとして提供
宿泊されるお客様自身の端末にアプリをインストールするため、ホテル側で購入する必要がなくなり、初期の投資が少なくて済みます。また、チェックアウト後もアンインストールされない限り、アプリ自体は端末内に残るため、プロモーション・販促活動に利用することもできます。
スマホを持っていないお客様のためにチェックイン時に貸し出す、もしくは客室タブレットと併用する、といった方法を取ることもできます。
設置工事不要の客室電話アプリ「HOT/TEL」
スマートフォンを客室電話機として使えるようになるクラウドアプリです。
利用頻度の低い客室電話をスマホアプリで安価に提供、客室電話の新規導入・老朽化による入れ替え費用を削減します。従業員同士の内線通話ツールとしてもご利用いただくことが可能です。
外国人観光客に向けた外国語での館内案内・観光案内の表示にも対応しており、タッチひとつで表示言語を変えられるため宿泊期間中も安心して過ごすことができます。
多様な言語の案内を紙媒体でそれぞれ用意している施設もありますが、内容が変わるとその都度全部屋の案内を印刷し掲示しなければならず、施設側の負担が大きいです。客室電話アプリでは、館内案内・観光案内など変更情報はツール上で一斉に変更できるため、紙のように印刷したり、各部屋に置きに行ったりする手間がありません。
【客室電話アプリ「HOT/TEL」の導入メリット】
メリット① 工事やメンテナンス不要
スマホだけで利用可能、従来の客室電話は必要ありません。設置/維持コストを削減します。
メリット② お申込みから約5営業日で利用開始
設置工事は不要です。お申込みから素早くご利用を開始いただけます。
メリット③ 多様な料金プラン、長期契約の縛りなし
20内線・50内線・100内線など施設の規模に合わせたプラン選択が可能です。長期契約の縛りは無し、無料トライアルも可能なためぜひご利用ください。
メリット④ 豊富なオプション機能、宿泊業務を効率化
自動チェックインや多機能な客室タブレット、勤怠/シフト管理システムなどホテル・旅館運営に必要なサービスを取り揃えております。
【客室清掃管理システム「HOT/TEL C」との連携】
さらに、客室清掃管理システム「HOT/TEL C」と連携することで、以下の機能をご利用いただけます。
・客室清掃管理:客室毎にチェックアウト・清掃中などリアルタイムでステータスを表示。フロントとの内線通話を経由せずに客室清掃が可能です。
・館内案内:館内案内をアプリ内で提供。内容変更やキャンペーン案内が簡単にできます。
・お知らせ:チャットによるメッセージを配信できます。
・観光案内:ホテル・旅館周辺の観光案内を表示します。
この機会にぜひお気軽にお問い合わせください。
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