Q: ビジネスフォンが故障した原因を調べる方法
ビジネスフォンは精密機械なので故障することもあります。その故障が経年劣化したことによる故障なのか突発的に起きた故障なのかによってビジネスフォン全体の入れ替えをする必要があるのか、故障端末だけの修理や買い替えになるのか判断出来ます。
そこで今回はビジネスフォンの故障の原因箇所の特定の方法をご紹介致します。
- コンテンツの目次
1.ビジネスフォンが故障した原因の切り分け
1.ビジネスフォンが故障した原因の切り分け
ビジネスフォンが故障と言っても症状や原因は様々です。まずは故障や使えなくなっている端末が複数台あるのか特定の端末だけなのか調べましょう。
・端末の全台が使用出来ない場合
端末側の故障ではなく端末を制御しているPBXや主装置の故障や電源が切れている可能性があります。まずはPBXや主装置に電源が入っているか確認しましょう。電源が入っている場合はPBXの上流にあたるONUの電源も確認してみましょう。
電源が全て異常なしの場合、PBXやONUなどからの配線が切れていないか、しっかり繋がっているか確認しましょう。配線の上流のほうでHUBを使っている場合はそのHUBの電源もしっかり確認します。すべての電源が問題なく配線も問題ないようであればPBX自体の故障の可能性があるので購入元のサポートへ連絡してみましょう。
・特定の部署やグループだけ使用出来ない場合
使えない部署やグループだけが使っている配線が切れていないか、しっかり接続されているか確認します。またその部署で使用しているHUBの電源も確認します。
全てが問題なければHUBの故障が考えられるので別のHUBと交換して試してみましょう。
・特定の機器だけ使用出来ない場合
1台だけ使用できない場合も配線の確認をします。それでも問題なければPBXの電源を一度OFFにして5分程度置いてから再度入れてみましょう。ただしPBXの電源を切ると他の端末への着信なども出来なくなるため電話の少ない時間などに行いましょう。
それでも直らなければ端末の故障が考えられます。
ビジネスフォンは電話線で繋がりますので、その電話線を椅子の足で踏んで断線やひっかけて抜けたり切れることが多いです。その為、OAフロアにしたりなるべく綺麗に集約しておくことが重要です。
2.故障時の出費
2.故障時の出費
様々な調査をして端末やPBXの故障が原因と断定された場合、全体的な入れ替えや端末の買い替えが必要になります。
ビジネスフォンの導入時に保守契約をしていれば毎月保守料金を支払う代わりに故障時には新しい端末代や工事費などが無料で受けられます。
上記の様な保守契約を定額保守契約と呼びます。一方、毎月の保守料金を支払わない代わりに故障時には実費で修理や工事をしてもらうスポット保守という契約もあります。ビジネスフォンの購入元の企業により扱いは異なりますので直接聞いてみましょう。
実費で修理してもらう場合は端末の故障であれば3000円~5000円程度が相場の様です。
PBXの故障の場合は、それ以上になり工事人の派遣が伴う場合は派遣費として15,000円以上の金額もかかります。中古で購入した端末やPBXでは使用年数も多く数年使用すると故障が頻発ということもありえるので、全体が故障してからの検討だと電話の取れない時間帯が多くなるなど不便なことも増えますので、故障が出始めたら買い替えの検討も必要になります。
3.ビジネスフォンの入れ替えの注意点
3.ビジネスフォンの入れ替えの注意点
ビジネスフォンが故障し入れ替えが必要になった場合、再度ビジネスフォンを導入することも可能ですが、新品のビジネスフォンを導入するのは費用が高額、中古だとまた故障して数年後に再度入れ替えをしなければならない可能性もあります。また、外出先で会社番号の利用が出来なかったり、社外の社員に取次が出来なかったり不便な点もあります。
そこでビジネスフォンではなく新しい電話システム「MOT」をご紹介致します。
ビジネスフォンの入れ替えを検討中の方はこちら
MOTはビジネスフォンの機能は受け継ぎつつ、今まで不便に感じていた事務所外での利用を想定してつくられたサービスです。MOTでは固定電話に加え、スマートフォンやパソコンをビジネスフォン端末として利用することが出来ます。
その為、事務所外でも3G・4Gの電波やWi-Fiを利用し会社の電話を受けたり、会社番号で発信したりすることが可能になります。また電話の取次も可能になりますし、内線電話ももちろん可能となり今までのビジネスフォンとは便利さや業務の進め方は変わります。
ビジネスフォンとMOTの比較は下記サイトからご覧ください。
ビジネスフォンの入れ替えを検討中の方はこちら
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