Q: 中古ビジネスフォンを導入して損をしたくないなら見るべきポイント
フリマアプリなどによる個人間の売買が急速に拡大し、中古市場規模も拡大し続けています。ビジネスフォンにも中古市場は存在し、沢山の企業が中古ビジネスフォンを取り扱っています。新品で導入するよりも費用が安いというコストメリットが中古ビジネスフォンの導入理由に挙げられますが、実は中古ビジネスフォンを導入すると損をする可能性があります。この記事では中古ビジネスフォンを導入すると損をする理由をご説明致します。
1.中古市場
1.中古市場
中古市場は環境省の調査によると平成 27 年度の約 3 兆1千億円となっています。しかし、リユース品購入経験者は約3割となりまだまだ拡大する余地があります。
中古品に対する意識調査があり、結果は以下の通りです。
まずは、オフィス家具
中古品でいいと思うと方が9割近くいることが分かります。物は違いますが、リサイクルショップや古本屋も多くある様に、中古品にあまり抵抗がないようです。 こちらは、OA機器です。
オフィス家具より、新品にこだわりたい方が多いことがわかります。オフィス家具の3倍以上の方が新品にこだわりを持っています。 次にビジネスホンです。
ビジネスホンを中古で買う割合 4割近くもの方が新品にこだわっているようです。オフィス家具の結果と比べても4倍以上の数字です。ですが、6割もの方が中古品でいいと思っていることも事実です。 では実際に中古品を購入したことがあるのか、調査した結果は以下の通りです。
中古品についていいと思っている方が、一番少ないビジネスホンでさえ6割います。 しかし、実際に購入した方は3割にも満たない結果となっています。 中古品に抵抗がないと言いつつも、選ぶ際には新品を選んでいる傾向がこの表から読み取れます。
参照:http://www.itmedia.co.jp/
2. 中古品のメリット・デメリット
2. 中古品のメリット・デメリット
では、中古品のビジネスホンを買うメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
■メリット
・総額を抑えることができる
なんといっても中古品のメリットは、値段の安さです。業者やビジネスホンの状態にもよりますが、新品で5万円程度のビジネスホンが中古品だと1/10の値段の5,000円程で購入が可能な場合もあります。・何年縛りなどがないため導入しやすい
リースやレンタルでは何年契約や最低利用期間などが設定されていることが多いです。そのため、使いにくかったらどうしよう・・と導入に躊躇することもあるでしょう。 しかし、中古の買取であれば縛りもありませんし、値段も安いので気楽に導入することができます。■デメリット
・傷、汚れがある
業者やビジネスホンの元々の状態にもよりますが、中古では新品に比べ傷・汚れがある場合があります。傷・汚れなどの状態は業者によって変わりますので、事前にチェックしましょう。また、汚れなどは表面のものだけでなく内部まで確認してください。内部のほこりは熱を逃がしにくくし、ショートなどの故障に繋がります。内部まで清掃してくれる業者に依頼するのがいいでしょう。
・故障率が高い
ビジネスホンは他のOA機器と比べても故障率は低いです。機器によっては20年以上利用することも出来るようです。しかし、中古の場合新品とは違い、前の所有者も、ある期間利用しています。機械ですから使う年数が増えれば増えるほど故障率が高くなります。そのため中古のビジネスホンの故障率は高くなります。・保守対応が有料で後々出費がかさむ
中古品だとメーカーの保証は受けられません。そのため、安くビジネスホンを導入しても、修理費などで逆に高くなる可能性があります。 業者によっては独自に半年間の保証をしていたりします。中古のビジネスホンを選ぶ際は、「どの商品を選ぶか」より、「どの業者を選ぶか」が重要です。・メーカーが部品を生産中止にする可能性
メーカー側で古い製品については部品などの生産を中止する可能性もあります。そのため、故障の際に修理してもらおうとしても、部品がないため修理することができない可能性があります。 そうなると、買い替えになり、高い出費になります。また、社員の増加に伴いビジネスホンを追加しようとしても生産していないと追加できません。同じビジネスホンでしか追加できないものもありますので、ビジネスホンの増加をするためには主装置を変えたり、大掛かりな設備投資になってしまいます。
3.中古ビジネスフォンの導入が損をする理由
3.中古ビジネスフォンの導入が損をする理由
電話機の見た目を新品同様にすることは丁寧な清掃により可能なので、一見すると新品同様ですが何年も使われた電話機は全くの新品と比べた場合、やはり故障率は高くなります。これは電話機も機械ですので仕方のないことです。短期の利用であれば初期費用の安い中古ビジネスフォンを導入することはコスト的なメリットが確かにあります。
しかし、中古ビジネスフォンを長く利用しようとお考えの方は注意が必要です。上記のデメリットでもご説明した通り、故障の際の修理費用や買い替えのリスクは高いので、すぐにまた同じビジネスフォンを購入する必要が出てくるかもしれません。
また、古いビジネスフォンは今の働き方に合わせて開発されたわけではありません。例えば外出時の電話は携帯電話を利用していませんか?せっかくビジネスフォンを導入しても使っていなければ意味がありません。いずれ現代の働き方にあった電話機を導入するなら初めから導入し効率的に働いた方が良いですね。これが損をする理由です。
4.急成長している電話サービス
4.急成長している電話サービス
今急激に導入する企業が増えている電話サービスがMOT(モット)です。弊社の「MOT (モット)」はビジネスフォンが利用出来る機能をスマートフォンやPCでも利用することが出来ます。
例えば今までのビジネスフォンでは出来なかった外出時の会社番号発信や事務所の電話機との内線通話・取次などが行えます。事務所にいない時でも事務所と同じ電話環境が利用出来るので効率的かつお客様の印象も良いでしょう。
コスト面でも固定の電話ではなくスマートフォンやパソコンを利用すれば固定電話の購入代金も不要になります。
中古のビジネスフォンの導入を検討している方は弊社のMOT(モット)と比較してみてください。
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