Q: 公衆PHSの終了~PHSに代わるクラウドPBXとは?~
電波の影響が少ないことから病院などの医療機関で多く使われ、また、通信コストの安さから工場や一般オフィスでも多く使用されているPHS。そのPHS向け料金プランが2020年7月末に終了と以前からアナウンスされてきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により終了が延期と発表されました。そこで今回は、PHSに代わるクラウドPBXについてご紹介致します。
1.法人向けPHSサービスが2023年3月末終了
個人向けPHSの料金プランを提供しているソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄(Y!mobile)が当初2020年7月末で提供終了を予定していましたが、終了時期を2021年1月末へ延期すると発表し、既に終了しています。法人向けPHSサービスについても「2023年3月末をもって終了いたします。」とアナウンスされています。 PHSに代わる内線端末の導入・切り替えが必要になっています。
2.PHSに代わるクラウドPBXとは?
ガラケーかスマホの法人携帯、もしくはコードレスのビジネスフォンもPHSに代わる内線端末として候補に挙がっているかもしれません。内線さえ出来ればそれで良いというのであれば法人携帯やコードレス電話機の導入で対応可能でしょう。しかし、せっかく新しい端末を導入するなら少しでも利便性や業務の効率を上げたい方にご紹介したいサービスが「MOT/TEL-モッテル-」です。
3.内線機能だけじゃないクラウドPBX
クラウドPBXとは、スマホへ専用アプリをインストール・設定することで内線端末として利用出来るクラウドPBXというサービスです。法人携帯とは違い、社員がお持ちの端末を利用することも可能なので、端末代やSIM契約の料金などが削減できます。
アプリをインストール・設定した端末では内線通話以外にも外線番号を使った発着信が可能です。今までのPHSでは病院や会社の番号(代表番号等)を使った発着信が出来ませんでしたが、クラウドPBXでは可能です。
4.利用可能範囲も広がる
今まで利用していた固定電話では特定の場所でしか代表番号を使った発着信が出来ませんでしたが、クラウドPBXではインターネットを介してどこでも利用することができます。例えばコロナ禍で在宅勤務などのテレワーク中でも内線外線が利用出来ます。
また、PHSでは電話しか出来ませんでしたがスマホなら様々な使い方が可能です。スマホを活用したサービスが多数の企業から提供されています。病院であれば電子カルテなどもクラウドPBXのスマホであれば使用できます。今までの様に電子カルテ用端末、内線用PHSなど複数の端末を持ち歩く必要がなくなります。その他にも、一般企業では業務メールのチェックやグループウェアの使用・勤怠の記録・経費の申請なども場所を問わず可能なサービスが出てきているのでスマホ1台で様々な使い方が出来るのも魅力の一つです。
5.1台で公私の切り替えも可能
電話という観点に話を戻すと通常、個人のスマホの電話をそのまま業務で利用すると「料金の請求」「電話番号」の2点が問題となります。個人のスマホをそのまま業務で利用すると通話料は個人宛てに請求されるため、後から個別に精算することになりますが、明細を見ても個人的な利用と業務利用の区別がつきません。また、電話番号も個人の番号で受発信していれば休みの日にもかかってきたり、個人情報を守るという意味でもよくありません。
MOT/TELであれば、専用アプリから発信すれば病院や会社番号を使用出来、通話料も病院や会社へ直接請求されます。普段利用する電話アプリからであれば080や090などの個人の番号を使用でき、通話料も個人へ請求されるので面倒な申請・精算も不要です。スマホ1台で公私の切り替えがしっかり可能になっています。
このように、クラウドPBXはPHSの代わりだけでなく固定電話(ビジネスフォン)の代わりにもなるのです。PHSが終了してしまうこの機会に内線端末のクラウドPBX化も検討してみませんか?
PHSに代わるクラウドPBX「MOT/TEL」の詳細はこちら
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