Q: クラスターを防ぐ!病院の勤怠管理は「顔認証打刻」と同時に検温もできることが大切
新型コロナウイルスの感染、クラスターの発生の懸念と共に働かれている医療従事者の方々にとって、毎日の検温はかかせません。この記事では毎回の検温をスムーズに行い、勤怠管理と紐づけることで出勤簿に体温を自動で記録できるシステムを紹介します。
- コンテンツの目次
1.Withコロナの時代、病院の勤怠確認に最適なシステムは?
ウイルスと隣り合わせの業務を行う医療従事者にとっての勤怠管理にはどのような方法が適しているでしょうか。
医療現場の勤怠にタイムカード、または紙やエクセルによる管理を行っている病院も少なくないと思いますが、不特定多数の職員が触れる紙での管理にはやはり感染拡大の懸念が付きまとい、さらに本人以外の打刻や改ざんが可能なことや集計時の間違い、管理に膨大な時間がかかるなどデメリットが目立ちます。
ICカードによる勤怠確認はどうでしょう、こちらの場合は紛失や忘れ、カードさえあれば本人以外の打刻も可能になります。
また指紋認証による勤怠確認もありますが、感染拡大の懸念や認証に時間がかかり出勤列が出来てしまう可能性もあります。
やはり「非接触」「本人を確実に特定」「スピード感」という条件に当てはまる勤怠確認の方法として「顔認証」を使った勤怠確認が適していると言えます。
事前に職員の顔を登録することにより、カメラの前に顔をかざせば本人確認が完了。そのまま勤怠システムに出勤時間が反映されます。
それでは顔認証システムを勤怠管理に導入する場合、どのような要素に重点を置くべきでしょうか。以下、勤怠管理に顔認証を使用するうえで重点を置くべき要素を解説します。
正確な顔認証が素早くできるか?
顔の読み取りが正確でない、または遅い場合、受付の前に列ができてしまい密集した状況を作ってしまいます。顔認証が正確に素早く行えることが重用になります。
マスクを着用していても本人確認が可能か?
出社時にマスクを外して顔認証による出勤打刻をする場合、マスク未着用のまま業務を始めてしまう。ということも考えられます。
顔認証勤怠管理システムには目元の特徴を捉えマスクを着けたままでも素早く本人確認ができる制度の高いシステムを選ぶことが大切です。
顔認証と同時に検温できるシステムが大切
顔認証での出勤確認と同時に検温も一緒にできるシステムを選択することが大切です。
出勤前に各自検温をするという方法では検温の忘れや虚偽申告の可能性が考えられます。出勤と同時に正確な体温を把握すると言う事が院内のクラスターを防ぐためにも重要な要素になります。
どこにも触らずに、素早く正確に出退勤と検温が出来ることがWithコロナの勤怠確認には必須になります。
2.勤務形態が様々な医療従事者にとっての勤怠管理
医師や看護師など職種によって様々な勤務体制のある医療現場では勤怠管理が難しく、タイムカードや紙、Excel等、手作業での勤怠管理は不向きであるというのは前述したとおりですが、「手作業ではない勤怠管理」にはどのような勤怠管理があるでしょうか。
代表的な方法として「クラウド型勤怠管理」があります。クラウド型であれば、出勤や退勤の時間をクラウド上で管理できるため職員ごとの勤務時間を一目で把握できます。
手作業による手間や膨大な時間をカットして、正確に素早い勤怠管理を実現することが出来るクラウド型勤怠管理。こちらのシステムに「顔認証打刻」と「検温機能」を組み合わせることで、医療現場の様々な勤務時形態とWithコロナの感染予防、クラスター発生防止の勤怠管理が実現します。
3.「顔認証での勤怠確認」と「検温」を一度に行えるシステム
オフィスの電話から勤怠管理まであらゆるオフィスシステムを搭載する「MOT」シリーズで27,000社を超える導入事例を持つ「株式会社バルテック」は勤怠管理システム「MOT勤怠管理」と株式会社データスコープの「顔認証・温度検知技術」を連携した商品を開発しました。
成田国際空港などにも採用されている精度の高いシステムであり出社時の顔認証が約1秒で完了します。マスクを着けた状態でも本人確認ができるため、出勤確認のたびにマスクを外す必要がありません。
マスクの未着用、さらに鼻マスクにもアラートでお知らせ
勤怠確認の際にマスクを外している場合顔認証出勤時にアラートで警告を鳴らします。さらに鼻まで覆っていない場合にも警告が鳴るため感染拡大をしっかりと防ぐことが出来ます。
通常の白い不織布マスクだけでなく色つきのマスクなどの場合でもマスクとして検知することが可能です。
高温の職員を検知。
顔認証での出勤確認と同時に職員の体温をその場で計測しクラウド上に記録します。体温が高い状態で出社した場合その場で警告アラートがなります。
37.5℃以上など設定を上回った場合は問診内容をクラウド上の管理画面に記入することも可能です。
顔認証+勤怠管理システムについての詳細は下記のリンクをご参照ください
4.「MOT勤怠管理」の豊富な機能
「MOT勤怠管理」は顔認証打刻以外にも様々な機能を搭載しています。
「MOT勤怠管理」の豊富な機能
「MOT勤怠管理」の出退勤情報はクラウド上でリアルタイムに更新されるため、出勤していない職員や、退勤時間になっても業務を続けている職員は一目で確認することができます。
残業申請や承認もスマホで完結することが可能です。毎月の残業時間が超過した場合は自動でメッセージが届くため過剰残業を防ぐこともできます。
更に深夜から日をまたいでの夜勤や宿日直など変則的な勤務体系にも柔軟に対応できます。
院内の内線通話が無料!PHSの代替え案として活用
「MOT」シリーズは元々PBX電話アプリとして開発をスタートしているため、勤怠管理アプリを利用して社内の内線通話を無料で行う事が可能です。
業務連絡にPHSを使用していた病院でも、2023年には法人向けプランなどを含めたすべてのPHSサービスの終了が決定しており、代わりの通信手段を考えている場合もあるかと思います。
「MOT」のアプリなら勤怠に使用するアプリで個人のスマホをそのまま内線通話に使用できます。スマホ内の電話帳とは別に院内の職員専用の電話帳を共有でき、個人の電話番号とは別の内線番号で通話。院内に個人の番号が知られることもありません。
PHSはフロアをまたいだ移動などで通信が途切れることがありますが、スマホ内線であれば院内のどこにいても通話が途切れることはありません。
さらにオプションで外線発信時に会社の電話番号でコールすることも可能になるため、スマホから病院の番号で患者様と対応することも可能になります。
未退勤の場合に着信機能と連動し、自動メッセージが流れるアラートを着信させることもできます。
「病院向け勤怠管理システム」については下記もご参照ください。
現在どちらの病院でも感染防止には徹底した対策を行っていますが、職員の勤怠管理でもしっかりとした感染対策を行いクラスターを未然に防ぎましょう。
2024年4月には「医師の働き方改革」が始まり、勤務医の時間外労働の上限が原則960時間と定められます。
残業時間の管理がしづらい紙での勤怠管理から、顔認証によるクラウド勤怠管理への移行が今後ますます重要になります。
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