Q: 人手不足の現状
弊社の電話システム「MOT」やクラウド経費精算システム「ハイ!経費」は業務を効率化することで人手不足を解消へと導いてくれるサービスです。
そこで複数回に分けて人手不足について掲載していきます。
今後は、
1.人手不足の現状
2.人手不足の原因とは?
3.人手不足の解消方法(意識や考え方などすぐに実行できるもの)
4.人手不足の解消方法2(IT導入などより効果が高いもの)
を順次公開しています。
人手不足倒産(求人難倒産)が社会問題となっている日本。とりわけ中小企業における人手不足は深刻な問題です。
また、今後労働力人口が減少していくことは明らかであり、人手不足は今以上に深刻になっていきます。そこで今回は日本社会の現状を見て行きます。
- コンテンツの目次
アンケート結果
アンケート結果
中小企業基盤整備機構による「人手不足に関する中小企業への影響と対応状況」というアンケートをまず見ていきましょう。
参照:中小企業基盤整備機構「人手不足に関する中小企業への影響と対応状況」
「人手不足」を感じていますか。
7割以上の企業が人手不足であると回答しています。かなりの割合ですね。
次にこの人手不足であると回答した7割にどの程度人手不足を感じているかの質問には、以下のような結果になっています。
「かなり深刻・深刻」合わせると半数以上が深刻であると回答しています。先程の結果とあわせてみると日本全体の3割以上が深刻な人手不足と言えそうです。
人手不足をどのような点で感じるかの問いには、「採用」で感じる方が75%以上もいました。
特に厳しい飲食業界
特に厳しい飲食業界
どの業界も人手不足で厳しいですが、特に厳しいのは飲食業界ではないでしょうか?
その理由はある有名居酒屋チェーンバイトのブラックな実態が報道されたり・・・というような出来事がきっかけだと感じています。
この居酒屋チェーンの出来事をテレビや雑誌・ネットが多く取り上げたことで飲食業界=ブラックの図式が日本の国民へ浸透してしまいました。
またこの飲食業界以外にも介護・保育などの業界も常に人手不足と言われています。
人手不足はさらなる人手不足を呼ぶ
人手不足はさらなる人手不足を呼ぶ
現状人手不足と感じている企業で、人手不足をそのまま放置して問題ないのでしょうか?
今人手不足でも業務はまわっているから大丈夫という考えでは甘いです。人というのは一時的な長時間労働や睡眠不足でも頑張れますが、常態化してしまうと違います。
長時間労働や睡眠不足は身体的疲労に加え、精神的疲労・ストレスに繋がり、業務効率の低下や苛立ち、最終的にはうつ病などへ繋がってしまいます。
そうなると休職や離職へと繋がってしまいます。人手不足で1人1人労働時間が長くなっている状況でさらなる離職者がでると現在の社員はより負担を強いられます。ここまでくると負の連鎖が止まりません。社員が減ればサービスの低下につながり、売り上げの低下、経営の悪化とつながります。したがって人手不足は放置すると危険です。
次回、日本社会が人手不足になった原因を見ていきます。
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