FMCとスマホ内線(クラウドPBX)を比較!違いは何? - クラウドPBX モッテル

FMCとスマホ内線(クラウドPBX)を比較!違いは何?

法人携帯

Q: FMCとスマホ内線(クラウドPBX)を比較!違いは何?

A:

働き方改革により企業のテレワーク化が進む中、固定電話と携帯電話を併用する企業が増えています。携帯電話の使用台数が増えるとその分、通信コストは増えます。
このような課題を解決するのがFMCと呼ばれる仕組みです。



目次
  1. FMCとは?
  2. FMCのメリット
  3. FMCのデメリット
  4. FMCのデメリットを解決するスマホ内線(クラウドPBX)とは?
  5. FMCとスマホ内線(クラウドPBX)の比較
  6. スマホ内線化(クラウドPBX)がおすすめ

1.FMCとは?

FMCは、「Fixed Mobile Convergence」の略称でモバイル端末を据え置きの通話端末と同じように使うことができる仕組みです。
昨今の働き方改革でテレワーク対応や拠点分散などが進み、ビジネスフォンや電話回線の増設は必至です。
通常は別々に契約している固定電話と携帯電話を、一つのキャリアでまとめて契約することで、携帯電話一台で内線も外線も利用できます。
FMCの活用により、内線の発着信などが可能になり、オフィスにいる時の電話の活用がどこにいてもできるようになり、業務の効率化・コスト削減に繋がります。
・外出中やテレワーク中でも社員同士で無料で内線通話
・外出中の社員あてにかかってきた電話を、その社員のスマホに取り次ぐという事が可能になります。
「携帯電話(スマホ)を固定電話の代わりに、子機・内線のように使う」と、いう事です。

【スマホを使えるサービスは、他にもある】
スマホ内線(クラウドPBX)というサービスもあります。
FMCとは違い1つのキャリアに限定する必要はなく、キャリアを超えて内線通話などを行うことができます。そのため個人所有のスマホなどで導入することが可能です。


2.FMCのメリット

電話の取り次ぎ業務の効率化
FMCサービスを利用することで、外線着信を内線番号から自動で個人の携帯に転送させることができます。
これまでのビジネスフォンでしたら、会社宛てに電話が掛かってきても担当者が外出中やテレワーク中だった場合は繋ぐことができず一度気ってから折り返しの電話対応をする事になってしまい、顧客満足度の低下を招きます。
FMC利用で全国どこにいても内線番号で呼ぶことができます。 全国どこにいても取次が出来ることで折り返し対応の削減により業務の効率化が可能です。

FMCサービスのメリット

通信コストの削減
FMCを導入してスマホを内線化することで、外出やリモートワークでオフィス外にいる社員と内線で繋げられるので通話料を削減できます。内線は基本定額のため、内線通話料金が無料となり通話料の大幅な削減が可能です。
また、営業社員分の固定電話を減らし携帯電話に移行できるという部分でも通信コストの削減が叶います。
固定電話と携帯電話で複数のキャリアと契約している場合には導入をきっかけに同キャリアにまとめる事でもコストが下がる可能性もあります。


機会損失の防止
FMCにより、外出中にオフィスにかかってきた電話をスマホに転送できるため、ビジネスの機会損失を防止できます。
FMCの導入でスマホに外線電話を取り次げれば、相手を待たせることなく通話できます。
今までのビジネスフォンでは、外出中の社員あての電話があっても、繋ぐことができずに担当者から改めて折り返します。顧客や取引先を待たせて顧客満足度を下げてしまい、ビジネスの機会を逃す可能性もありました。


多様な働き方の実現
FMCでスマホを内線化できれば、場所を選ばない多様な働き方が可能になります。
スマホで顧客や取引先からの受電も可能、社員同士の内線通話もできるので、在宅ワーク中や外出中でもオフィスと変わらない電話活用が可能です。
在宅ワークなどのハードルが下がり、育児や介護で仕事が選べなかった人たちも活躍の場が広がるので会社側、従業員側、共にメリットとなります。


3.FMCのデメリット

FMCサービスのデメリット

通信キャリアを統一する必要がある
FMCは固定電話と携帯電話を一つにして運用するサービスのため、双方の通信キャリアを統一する必要があります。
複数のキャリアと契約している場合には、継続するキャリア以外は解約することになり、場合によって違約金が発生することもあるため、注意が必要です。
また、利用出来る携帯電話のキャリアが1社のみに限定されるので、私用のスマホを業務利用するBYODの導入は難しく、法人携帯や社用携帯を導入する事になり、法人携帯を用意する費用が発生します。
また、外線の利用が多い企業にとっては、大きなコスト削減につながらない可能性もあるでしょう。


スマホからの外線発信では携帯番号が表示される
FMCでは、スマホから外線で発信した場合、相手には会社の固定電話番号ではなく、携帯電話番号が通知されます。
FMCは内線通話が対象であり、スマホからの外線電話は会社の固定電話扱いにならないためです。
スマホから取引先などへ外線発信する場合には、先方に携帯番号を事前に伝えておく事が必須となります。


4.FMCのデメリットを解決するスマホ内線(クラウドPBX)とは?

FMCのデメリットを解決するスマホ内線(クラウドPBX)というサービスがあります。
スマホ内線(クラウドPBX)は基本的にはFMCと同じように固定電話とスマートフォンの連携が出来るサービスです。
FMCとは違い1つのキャリアに限定する必要はありません。
スマホ内線(クラウドPBX)ならキャリアを超えて内線通話などを行うことが出来るため個人所有のスマホを利用するBYODにて導入することが可能です。 そのため法人携帯を用意する必要がなく法人携帯分のコストを削減することが出来ます。
さらに、スマホから会社の代表番号で発信することも出来るので、外出先からでも、テレワークでも、事務所にいるのと変わらない電話業務を行うことが出来ます。
スマホやパソコンなどを接続でき、外出している社員のスマホへ電話の取次ぎ、外線を直接受信できる機能まで利用することが出来るため大幅に業務の効率化が可能です。

スマホ内線というサービス


5.FMCとスマホ内線(クラウドPBX)の比較

項目 FMC スマホ内線
内線通話
内線番号でのやり取り
電話の取次ぎ
外線番号の発信 ×
外線番号の着信 ×
複数キャリアの利用 ×


6.スマホ内線化(クラウドPBX)がおすすめ

スマホ内線化は、クラウドPBX型のサービスがおすすめです。
多数のメリットが存在しており、コスト削減や業務効率化効果をより高められます。また、デメリットも少ないです。


初期費用やランニングコストが安価、工事がいらない
FMCを導入する場合はキャリアの統一が必須となるので、現在複数契約している場合は契約しているキャリアを解約しなければならない事があり、その契約内容、時期によっては違約金が発生します。
また、社員に渡す携帯電話やスマホはそのキャリアと契約している必要があるので、個人使用の携帯電話を利用するのは難しく、必要な台数分法人携帯や社用携帯を導入する必要があり、法人携帯を用意する費用が発生します。
一方、スマホ内線(クラウドPBX)は導入工事が必要なく、機器の購入の必要がないので大幅に安価となります。社員個人の端末でも利用(BYOD)可能です。通話料・発信番号もアプリで簡単に切り替えが可能です。
ランニングコストは掛かりますが、月額利用料金と外線通話料金のみなので、自社にあったサービスを選べば、負担にはなりません。

コストが安価、工事がいらない

利用できる機能が豊富
FMCは、スマホを内線代わりに使えるという、電話が便利になる仕組みです。
スマホ内線(クラウドPBX)は、内線、外線、転送といった基本的な機能はもちろん、外線発信時に会社代表番号を表示することも可能です。
さらに、チャット、Web電話帳を一元管理して運用したり、着信の際の顧客情報表示(CTI機能)や自動音声応答を可能とする(IVR機能)など、便利な様々な機能があります。

BCP対策にもなる

BCP対策にもなる

FMCでは災害時に交通の手段が絶たれて出社できない場合など、社内にいなければ電話を受ける事はできません。
一方、スマホ内線(クラウドPBX)は外線もスマホで受けられるので、事務所に出勤する必要はなく、自宅でも変わらず電話業務を続ける事ができます。
また、スマホ内線(クラウドPBX)は、地震や台風をはじめとする災害でも機器が破損する心配がありません。データはクラウド上に保存されているため、自宅からでもインターネットを通じて即座に業務に必要な通信網を構築できます。
災害時でも最低限の事業を継続する事ができます。


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