Q: 格安スマホで社用携帯費用を削減!人気サービスとアプリで使えるクラウド電話
テレワークの浸透により、在宅勤務者への取次ぎなど電話の悩みを抱える企業が増加。利用中の固定電話・ビジネスフォンを見直し、法人携帯の導入を検討する企業も増えています。当記事では、格安スマホ会社での法人契約について、メリット・デメリットや人気のサービス、アプリダウンロードで使えるクラウド電話をご紹介します。
1. 格安スマホのメリット
メリット① 通信費用を安く抑えられる
一度に複数の回線を契約する法人向けプランでは、1回線あたりの単価が下がり通信費用が安くなります。法人向けのプランのなかでも、「かけ放題」「内線無料」など様々な内容があるため、用途に合ったプランを選択することで費用を最小限に抑えることが可能です。
メリット② 出張時など海外でも使用できる機種が多い
格安SIMで提供される端末は、ロックが解除されておりSIMカードの差し替えが可能であることが多いです。海外出張が多い企業・部署では、渡航先でSIMカードを差し替え利用可能であることが重要視されています。
2. 格安スマホのデメリット
デメリット① 通話料が高くなる可能性がある
格安スマホ会社のなかで、完全かけ放題など無料通話プランを提供している会社は少数です。10分以内の通話や、月に60分間までなど条件付きのオプションはあるものの、電話でのコミュニケーションに消極的になるため取引先・お客様との通話が多い法人には適していません。
デメリット② 通信速度が遅い場合がある
格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しているため、利用者が多い時間帯には通信速度が低下したり、通信が不安定になったりする可能性があります。特に、通勤・通学時間やランチタイム、21時~23時などは通信速度が遅くなる恐れがあります。
しかし、格安SIMのなかでもY!mobileやUQ mobileは通信環境が整っており評判です。他社サービスでも問題なく使用できるよう、社内のWi-Fi環境を見直すなどの対策を取ることができます。
デメリット③ 実店舗がない
格安SIMを提供する事業者の多くは、実店舗を持たずにサービスを運営しています。人件費削減により安くサービスを提供できるものの、端末の故障や通信の不具合などトラブルが起きた際に、対面で相談できる場所はあまりありません。カスタマーサービスなど相談は可能ですが、端末の交換など対応までに時間がかかる可能性があります。
3. サービスごとの特徴
Y!mobile:格安SIMでは珍しいかけ放題プランあり
Y!mobileでは、格安SIMでは珍しいかけ放題プランが提供されています。通話時間・回数ともに無制限の国内通話かけ放題オプションが月額1,700円(税抜)で追加可能です。通話相手にも制限はなく、固定電話や他社の端末でもかけ放題であるため、気兼ねなく通話が利用可能です。 3大キャリアと比べて費用が安く、通信にも不安がないため安心してご利用いただけます。
UQ mobile:同じくかけ放題プランあり・回線も安定しており人気
Y!mobile同様、通話時間・回数ともに無制限のかけ放題プランの利用が可能です。法人契約プランの他にも、様々なキャンペーンを行っているためお得に利用することができます。また、販売店舗も構えているため故障やトラブルの際に相談することが可能です。
Mineo:3キャリアの回線を利用。幅広いエリアで安定した利用が可能
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアに対応している格安SIMです。全国に店舗や拠点がある企業では、エリアによって安定する回線が異なることがあるため、複数のスマホを契約する際には端末ごとに異なる回線を設定可能です。また、余ったデータ容量は翌月に繰り越しができ、社内でシェアすることが可能です。
BIGLOBE:通信料が安くコストを抑えた利用が可能
3大キャリアや代表的な格安SIMサービスのなかで、1GBあたりの料金が最も安いのがBIGLOBE。1週間のお試し利用も可能であり、エリアや通信速度を試してから契約したいという法人に適しています。
NifMo:データ容量を社内でシェア。効率よく利用したい法人向け
契約した複数のスマホでデータを分け合えるシェアプランを提供しています。複数の契約回線でデータ容量を分け合えるプランであり、部署や時期によってデータ使用量に波がある場合も、社内でシェアしているため端末ごとの契約変更が必要ありません。余った容量は翌月に繰り越せるため、効率的に利用したい法人に適しています。
※各社の情報は執筆時点(2022/01/12)の公式HPの記載に基づきます。各プラン・料金など詳しくは公式HPをご覧ください。
※サービスごとの料金やかけ放題プランの比較はこちらをご覧ください。
関連記事「法人携帯の「格安プラン」や「かけ放題プラン」を9社で徹底比較!おすすめのプランとは?」
4.スマホを内線化するクラウド電話アプリ「MOT/TEL」
MOT/TELアプリのダウンロードにより、スマホやパソコン・タブレットを内線化。従来ビジネスフォンで行っていた外線通話・内線通話・転送・グループ着信などの機能をスマートフォンでご利用いただけます。
社員同士の内線費用が無料
スマートフォンアプリを利用した内線電話の費用は全て無料です。全国の拠点や在宅勤務、出張中でも無料で通話することができます。24時間利用可能であるため、夜間や早朝勤務でも一切費用はかかりません。
個人スマホから会社番号での発着信が可能
プライベート端末にアプリをダウンロードするだけで、会社番号での発着信が可能です。在宅勤務や外出時、プライベート番号からの発信でお客様に不信感を与えることがありません。また、社内で受けた電話を転送可能であるため、出社して折り返す手間を省きます。
社用携帯・通信手当が不要、外線通話の通信費は会社に一括請求
アプリから外線通話を利用した場合、料金は会社に一括請求されます。社員が通信料を負担したり、通話履歴から利用状況を証明したりする手間が無くなり、より心地よく働ける環境を整備することができます。
社用携帯を貸し出す費用も2台の端末を管理する苦労もなくなり、会社・社員双方にとってメリットが大きいのではないでしょうか。仕事とプライベートの切り替えもしっかりと行うことができます。
安心・安全のセキュリティ
万が一スマートフォンを紛失した場合でも、リモートでMOT/Phoneの電話機能を利用不可にすることができます。クラウドへのアクセスも管理者権限で遮断でき、クラウドに登録された情報を安全に守ることができます。
※端末内に登録された履歴、電話帳などの情報については、お客様自身で端末にロックをかけていただく必要があります。
電話番号はそのまま利用可能。オフィス移転でも番号は変わりません
電話番号の新規取得はもちろん、03や06など市外局番の既存番号の継続利用が可能です。従来のビジネスフォンでは、移転にともない電話番号が変わる可能性がありましたが、クラウドPBXでは移転しても番号は変わりません。番号変更にともなうお客様・取引先への周知が不要になり、移転先の選択肢が増えるメリットがあります。
ビジネスチャットを利用可能、情報流出を防止
登録している社員だけが利用できる安全なビジネスチャットを、スマートフォン・Windowsパソコンでご利用いただけます。画像や動画、位置情報などを送受信することができるので、直行の際や訪問時の報告ツールとしても活用できます。
プライベート利用も可能なメッセージアプリを使用している場合、誤送信など情報漏えいのリスクがあります。社員専用のアプリで安全に利用することが可能です。
契約期間の縛りがない
クラウドPBXを利用する際、最低契約期間などの縛りには注意が必要です。お試し利用のつもりで契約したものの解約できない期間があるなど、ルールを設けているケースもあるため事前に確認しましょう。
MOT/TELでは最低契約期間などの縛りがなく、1か月からのお試し利用も可能です。使いやすさを試すことで、社員の声を参考によりよい選択肢を見つけることができます。
5.まとめ
格安スマホ会社の法人契約について、メリット・デメリットやサービスごとの特徴を解説しました。
オフィスの外でもスムーズに働ける環境を整えることで、出社前提の働き方から変化する時代に適応できます。格安スマホやクラウド電話サービスをぜひご活用ください。
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