迷惑電話を受け取らない方法を徹底解説!固定電話やスマホで着信拒否をしよう
最終更新日:2024年3月28日
「迷惑電話はもうイヤ!……でも、どうしたらいいの!?」
日々あちこちからかかってくる迷惑電話。営業電話の類も厄介ですが、電話をきっかけに詐欺などに巻き込まれたらと思うと怖いですよね。
本記事では、着信拒否をはじめとした迷惑電話対策を3つご紹介します。
煩わしい電話に悩まされる方は必見です!
- 目次
①かかってきた電話番号を着信拒否にする
ここではAndroid、iPhone、固定電話で特定の番号を着信拒否する方法をそれぞれご紹介します。この他にも、各社キャリアが着信拒否サービスを行っている場合もあります。
Androidスマホで着信拒否をする
Android端末で着信拒否をする手順については以下の通りです。
①電話アプリを開く
②「︙」マークのその他アイコンから「通話履歴」を選択
③「ブロックしたい電話番号からの通話」を選択
④「ブロックして迷惑電話として報告」を選択
⑤「ブロック」を選択
もし、一度ブロックした電話番号から着信を改めて受けられるようにする際は、以下のようにブロック解除を行うとよいでしょう。
①電話アプリを開く
②「︙」マークのその他アイコンから「設定」を選択
③「設定」から「ブロック中の電話番号」を選択
④ブロック解除をする電話番号の横に存在する解除アイコンから、「ブロックを解除」を選択
iPhoneで着信拒否をする
Phoneで迷惑電話の着信拒否をしたい場合、以下の方法で着信拒否が可能です。
①ホーム画面から「電話」を選択
②下部メニューの「履歴」を選択
③着信拒否をしたい番号の右端にある「i」字のアイコンをタップする
④下にスクロールして「この発信者を着信拒否」を選択
⑤「連絡先を着信拒否」を選択して、登録終了
※着信履歴は残らないものの、留守番電話設定中は「着信のお知らせ」のメールは届きます。
もし、こうした「着信のお知らせ」メールや留守番メッセージを受け取りたくない場合は、キャリアの提供するブロック機能を利用するとよいでしょう。
固定電話で着信拒否をする
固定電話で着信拒否をする方法は2つあります。
「迷惑電話おことわりサービス」を使用する
ひとつ目の方法は「迷惑電話おことわりサービス」を使用する方法です。 ダイヤル操作で拒否登録を行うと次回から同じ電話番号から電話がかかったとしても、着信音を鳴らさずに自動音声で「この電話はお受けできません。」といった趣旨のメッセージを返して対応します。
ちなみに「迷惑電話おことわりサービス」の利用料金は以下の通りです。
電話機に設定済みの場合が多い「迷惑電話対策機能」を活用する
営業電話や勧誘等の場合、発信電話番号は通知した形で着信することがほとんどです。
その場合、相手に名前を必ず名乗るよう呼びかけるメッセージを流したり、「迷惑電話防止のためにこの通話は録音されます」といったメッセージが流れるようにすることも良いでしょう。
ナンバー・ディスプレイの登録者でない番号から電話がかかった場合に、通話内容の録音をするといった警告のメッセージを発する機能がある電話機も存在します。
もしも、迷惑電話へ出てしまった場合はボタンを押すことで、チャイム音やメッセージを流して、通話中の電話を途中で切りやすくする機能も存在します。
電話機の中には女性の声を男性に似た低い声に変換する「ボイスチェンジ機能」のある電話機も存在します。
こうした電話機自体に付いている機能は、ナンバー・ディスプレイに契約しているかを問わず利用できるため、電話機を購入する際は「機能」に着目すると良い買い物ができるでしょう。
対策②非通知など一部からの電話を受け取らない設定にする
非通知など一部の電話番号については、受け取らない設定にすることもできます。
こちらも①と同じく、各社キャリアのサービスからも行える場合があります。
Androidスマホで非通知の着信拒否
非公開(非通知)からの電話番号や特定が不可能な電話番号からの着信は以下の方法で着信拒否ができます。
ただし、特定が不可能な電話番号や非公開(非通知)番号はブロックできるものの、連絡先に保存されていない電話番号からは通話着信が可能な点には注意してください。
①電話アプリを開く
②「︙」マークのその他アイコンから「設定」を選択
③「設定」から「ブロック中の電話番号」を選択
④「不明な発信者」のスライダーをオンにする。
iPhoneで非通知の着信拒否
非公開(非通知)からの電話番号や特定が不可能な電話番号からの着信は以下の方法で着信拒否ができます。
ただし、特定が不可能な電話番号や非公開(非通知)番号はブロックできるものの、連絡先に保存されていない電話番号からは通話着信が可能な点には注意してください。
①設定アプリを開く
②「電話」をタップ
③「不明な発信者を消音」をオンにする
固定電話で非通知の着信拒否
固定電話では、オプションサービスの「ナンバー・リクエスト機能」を契約すれば、非通知からの着信を拒否することができます。
ナンバー・リクエスト機能を契約しなくとも、電話機自体に非通知拒否機能」が搭載されていれば、非通知からの着信を拒否することができます。
国際電話の迷惑電話を着信拒否する方法
総務省は公式のSNSアカウントにおいて、迷惑かつ不審な国際電話が急増しているとして注意喚起を行いました。
特定の番号からの電話を止めたいとき、各会社のサービスや電話機の機能を使えば対応できます。多数の異なる番号からの電話が困る場合、国際電話そのものを止める方法もあります。
NTT東日本・西日本、KDDI、ソフトバンクのサービスには、「国際電話不取扱受付センター」という共通の窓口が設けられています。手続きはネットや郵便でできます。注意点として、申し込みから実際に止まるまで、少し時間がかかることには気を付けた方がよいでしょう。
ただ、国際電話のサービスを止めると、日本から海外への電話も掛けられなくなることには注意してください。
またスマホの場合は、本体の機能で特定の番号を受け付けない設定ができると同時に、キャリアごとのサービスで対策が可能です。
NTTドコモ
ドコモは「迷惑電話ストップサービス」を行っていて、30件の番号をブロックできます。海外の番号も設定できますが、完璧には止められないこともあります。
au(KDDI/沖縄セルラー)
auはアプリ「迷惑メッセージ・電話ブロック」を出しています。このアプリでは、外国からの電話は切断するか、警告するか、何もしないかの3択の中から選べます。ただ、「迷惑電話対策サービス」の方では、海外の番号は非対応です。
ソフトバンク
ソフトバンクは「番号拒否サービス」をオプションで提供しています。30件の番号を止めることができます。海外の番号も対応可能です。
最後に当社で提供している電話サービス「MOT/PBX」「MOT/TEL」の国際電話の拒否設定をご紹介致します。
【MOT/TEL発着信番号の拒否設定画面】
「MOT/PBX」「MOT/TEL」では上記の様な設定画面があります。例えばクラウドPBXの「MOT/TEL」では発着信番号の拒否設定を行う画面があり、「対象発信元」に着信拒否したい国番号の頭文字を入れ、「先頭一致」を選択してください。例:中国からの電話を拒否したい場合は「対象発信元」に86を記載します。
ただし、上記の設定を行うと該当する国番号の着信を全て拒否します。ホテル・旅館などの宿泊業や旅行会社や観光業など顧客からのご連絡が含まれる場合は上記設定では対応できません。迷惑電話のみ拒否したいという場合は後述する迷惑電話のでんわばんをご検討ください。
対策③電話代行サービスを利用する
これまでは、既に電話にかかってきた電話番号を着信拒否する方法や、一部の電話番号を受け取らない設定にする方法をお伝えしてきました。
しかし、それらの方法は完全な対策ではありません。
①での方法は場当たり的で、何度も電話番号を変えてくる相手には効果的ではありませんし、②で拒否できる非通知以外からの迷惑電話もかなり多いです。
特に企業となると、電話の応対に人手が取られ、業務効率の低下に繋がっている場合もあります。
そんな際に役立つのが「電話代行サービス」です。
電話代行サービスは、秘書代行サービス、また一時対応して転送してもらう場合には電話取次サービスとも呼ばれます。社員の代わりに電話を受けてもらえることで電話対応ができない時間などにも受電漏れを防ぐサービスです。
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