Q: MOT/Phone+ iPhone版バージョンアップのご案内
MOT製品をご利用頂きありがとうございます。
「MOT/Phone+(モットフォンプラス)」をバージョンアップいたしますのでご案内をさせていただきます。
[バージョンアップ内容]
・IP通話中の割り込み着信拒否を有効にする機能の追加
・ICE機能利用時のPBX設定の仕組みを変更
・その他、不具合対応
項目 |
内容 |
備考 |
---|---|---|
リリース日 |
2023年3月1日(水) |
App Storeでの公開 |
バージョン |
2.6.1 |
設定タブでアプリの現バージョンを確認できます。 |
カテゴリ |
ビジネス |
App Storeの検索に「mot/phone+」と入力してください。 |
※iOS13.0以降のiPhoneのみインストール可能です。
【新規追加・仕様変更】
1.IP通話中の割り込み着信拒否を有効にする機能の追加(ベータリリース機能の本リリース)
IP通話中に別のIP割り込み着信があった場合、着信拒否をすると保留状態になる問題がございましたが、本機能を有効にしてご利用いただくことで、IP割り込み着信に対して着信拒否した場合、正常な拒否動作を行うことができます。
PBX管理画面の内線設定でコールウェイティング項目を「有効」または「有効(複数)」を設定している場合は、本機能を有効にしてご利用ください。
※ベータリリース機能の項目名は「2着信目拒否時の新動作」でしたが、今回の本リリースにて「IP通話中のIP着信を拒否する」に変更しております。
<設定方法>
設定>着信動作設定>「IP通話中のIP着信を拒否する」項目を有効にします。
※本機能は、PBXシリーズがV6.11.1以降でご利用可能です。未対応のPBXシリーズで本機能を有効にした場合、正常に動作しませんのでご注意ください。
※MOT/TELサーバは現状未対応です(次回アップデートにて対応予定)。
2.ICE機能利用時のPBX設定の仕組みを変更
これまでは、設定>接続設定>プライマリ/セカンダリアカウント>アカウント設定>NAT越え-ICE機能を有効にして利用する場合にPBX管理画面で、内線番号ごとに「SDP情報透過」項目を有効にする設定を行う必要がありました。
今回、MOT/Phone+アプリのICE機能の設定状態(有効/無効)をPBX側に伝える仕組みを追加したことにより、PBX管理画面の内線設定で「SDP情報透過」項目が自動で設定変更されるため、手動での設定変更が不要となりました。
※MOT/Phone+アプリ起動時のREGISTER送信のタイミングで、PBX側にICE機能の設定状態を伝える仕組みのため、ICE機能の設定を変更する場合は、必ずMOT/Phone+アプリの再起動を行ってください。
※上記機能はMOT/PBXシリーズが本機能に対応しているバージョンを利用する必要がございます。対応したMOT/PBXシリーズのバージョンアップ情報に関しましては別途お知らせいたします。
※PtoP通信は音声を直接端末間で送信している機能の為、現状保留の際音声をPBXから送信しているため内線同士の保留音が聴取できない問題がありこちらは現時点での制約機能とさせていただきます。
なお、通常ご利用いただく外線と内線の間の保留に関しては問題ございません。
【不具合の修正】
3.MOT/Phone+アプリの利用メモリが増える問題を改善
MOT/Phone+アプリの利用メモリが増えることでアプリへの負荷が高くなり、音質低下への影響が懸念されるため、メモリを解放する処理を追加し、利用メモリが増える問題を改善いたしました。
4.iPhone7利用時に、通話が切断される不具合を改善
端末のCPU利用率が継続して60%を超えると本問題が発生するため、対策としてiPhone7とiPhone7Plus端末を対象に、内部の音声サンプリングレート値を48000Hzから44100Hzに変更してアプリの負荷軽減を行うことで端末のCPU利用率を軽減し、通話が切断される問題を改善いたしました。
5.「IP通話中のIP着信を拒否する」機能を有効にした場合に起こる以下の不具合を修正
①内線着信を拒否した場合、通話履歴に残らない問題を修正いたしました。
②内線着信を拒否した場合やIP通話中にIP割り込み着信を拒否した場合、直後の着信で通話準備中状態となり、着信応答ができずにアプリを再起動するまで復旧しない問題を修正いたしました。
6.保留転送時に着信元が切断されると音声が無音になる不具合を修正
保留転送中や転送先の通話確立時に着信元の通話を切断した際、呼出音や音声通話が無音になる不具合を修正いたしました。
今後ともMOTをよろしくお願い致します。
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